1234567TOTAL
亀高ペガサス12005--8
ゴッドイーグルス10002--3
最終戦、敗れるも堂々たる戦いぶりでした。

投手   菊池-近藤
捕手   秋山
本塁打 
三塁打 
二塁打  
安 打  秋山 山﨑 寺田②
四死球  竹本② 菊池

迎えた最終戦

砂町リーグ最終戦が10日、秋晴れの下、南砂グランドにて開催されました。
6月に開幕した砂町リーグも今日でいよいよ最終戦。
朝方は小雨がパラパラと降り、肌寒さを感じるコンディションでしたが、試合開始時間に近づくと太陽が顔を出し、晴天に。
最終戦の対戦相手は前年度王者の亀高ペガサスさん。
教育メンバーも応援席に集結、注目の一戦は10:45プレイボールを迎えました。

序盤は互角の展開

初回、先発の大雅は落ち着いた投球を見せて先頭打者を打ち取るも、四球で与えたランナーをバッテリエラーから失点。
ノーヒットで1点を失ってしまいます。
しかしその裏、康輝が四球で出塁、4番侑輝がしぶとくセンター前タイムリーを放ち、すぐさま同点に追いつきます。

大雅は腕こそ振れているものの、ボール先行の苦しいピッチング。
2回、被安打1本ながら四球とエラーが絡んで2点を奪われます。
3-1とリードを奪われる展開となりましたが、大瑚が後方に抜ければホームランという鋭い当たりを背伸びして反応、見事にキャッチ。
また、ライトとセカンドの中間にふらふらと上がったフライを将都と激突しながら圭吾が捕球するなど、気持ちを前面に戦うシーンが見られました。

運命の最終回

3回、4回とともに得点を奪えず、2点を追いかける展開で最終回へ。
2番手の誠二郎はうなる直球で先頭打者を三振に打ち取るも、ヒットと犠打で2死2塁のピンチを迎えます。
表情を変えず、臆することなく打者へ一球を投じるも、見事に打ち返され、ボールは将都の頭上を超えて長打に。
ここで勢いを失ってしまったか、下位打線に連続四球を与えると、上位打線に長打を許して大量5失点。

最終回、諦めないゴッドは2点を返すも、最後のバッターとなった侑輝の当たりは勢いよくライト前へ。
応援席から歓声があがるも、ライトゴロに倒れて無念の苦笑い。
残念ながら8-3で金星をあげることはできませんでしたが、堂々たる戦いぶりを見せてくれました。

送別大会へ

今日で今シーズンのリーグ戦が終了しました。
4勝5敗と負け越してしまいましたが、負けた試合はいずれも接戦で見るものを常に楽しませてくれました。
プレッシャーと戦い続けてきた5カ月ではありましたが、最終戦を終えた選手たちの表情は清々しく、その姿に自然と労いの拍手で溢れました。

さあ、残るは送別大会。
みんなと一緒に戦うことができる試合も残りわずか。
どんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません。

試合を重ねるごとに完成度が増していった二遊間コンビ。
互いにリスペクトするふたりのコンビがまもなく解消となるのは惜しいが、送別大会でも好連携を見せてほしい。

後半戦はこのふたりの継投がチームのパターンとなった。
送別大会では勝利の方程式を作り上げてほしい。

常に明るく大きな声でチームを牽引するもの。
寡黙に自分の役割をこなすもの。
人それぞれだが、キミたちなくして今年のゴッドは成立しなかっただろう。
さあ、最後にもうひと暴れだ。

6年生になり急成長を遂げたふたり。
今シーズンの戦いに自信と誇りを持ち、最後の戦に備えてほしい。

試合終了後の表情は皆晴れやかだ。
戦いは長く、決して楽なものではなかったが、最後まで誰ひとりファイティングポーズを下げることはなかった。
感情をあまり表に出すことはなかったが、タフなマインドを内に秘めていることは間違いない。